これからお部屋探しをする人で「はじめての内見」「久しぶりの内見」をする際に、「どういった物を持って行けば良いか?」など、持ち物や準備すべきものがわからないと疑問に思う方が多いのではないでしょうか?
結論から言うと、基本的には「内見の際に必須の持ち物はありません!」
なので、内見は手ぶらで行っても全く問題はありません。
ただ、「気に入る物件があればすぐにでも決めたい」という風に思っている人は、事前に内見で確認しておいた方がポイントなどありますので、そういった確認の抜け漏れをなくす為にも、スマホアプリやいくつかのアイテムを用意するだけでより充実した内見をすることができるはずです。
この記事では、そういった必要な持ち物やあると便利なスマホアプリどを紹介していきます。是非参考にしてみてください!
まず内見に行く前に準備しておくべき3選
この記事の冒頭で、手ぶらで内見に行っても問題はありません!とお伝えしましたが、その日にすぐ申込を入れて物件を決めたいという人は新しいお家に持っていきたい家具や家電の大きさを事前に測っておいてメモしたり、身分証が申込時に必要なので準備しておいた方がいいです。
①新居に持っていきたい家具・家電のサイズを計測してメモしておく
現在の自宅で使っている家具・家電を引き続き利用したい人や、これから買う予定の商品が決まってる人は、「問題なく配置可能できるか」などサイズを確認して測っておきましょう。(これから買う予定の人は商品の紹介サイトに大きさ等が記載されていないか確認してスクショ撮っておくと確実です!)
▼サイズ測るリスト
<家具>
- ベッド
- ソファ
- テレビ台
- 本棚
- カーテン
<家電>
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- テレビ
- 電子レンジ
高さ、横幅、奥行きなどそれぞれ測っておきましょう。
②身分証明証を用意
内見した物件ですぐ申込を入れて決めちゃいたいという人は、当日申し込みの手続きができるように
- 顔写真付き身分証(運転免許証など)
- 健康保険証(社会保険、国民健康保険)
上記があれば、あとは申込書に記入して申込は完了できます。
※これから転職予定で現在働かれていない方などは内定通知書の提出を求められる場合もあるので、事前に不動産屋さんに相談・確認しておきましょう。
③スリッパを用意
基本的にスリッパは、内見する賃貸物件にすでに置いてあったり、不動産屋さんの方で用意してくれる場合がほとんどですが、不特定多数の人が接触したものを使うことに抵抗のある方(新型コロナウイルスなどの感染症予防対策など)は自分で用意しておくと良いと思います!
内見に印鑑は必要?
結論から言うと必要ありません!
内見に行った当日に即決出来るくらいの物件に巡り会う可能性も十分に考えられるので、申込の準備をしておいた方が良いですが、前述した「身分証」があれば基本的に印鑑がなくても申込はできるので大丈夫です。(契約の時は印鑑が必要で、シャチハタはNGなのでご注意ください)
内見時にあると便利なスマホアプリ&持ち物6選
❶カメラアプリ:後で見返せるように撮影
複数件のお部屋を内見すると、前半に見た物件の印象を忘れることが多々あるので、内見した物件ごとにスマホで写真を取っておくと、お部屋の雰囲気などをあとで比較しやすいのでオススメです。
あとは、「コンセントの数や位置」などを後で見返せるように撮影しておくと、家具配置のイメージなど考える時に使えるので便利!
❷ライトアプリ:電気がつかない場合や暗くて見えにくい時に照せる
夕方〜夜ごろに内見行く場合は懐中電灯などを持参するのがベストですが、荷物が多くなるので嫌だという方はスマホのライトを使いましょう。
お部屋の外を照らしながら確認したり、お部屋の中の電気が止まっていて点かない場合も結構あるので、スマホはフル充電で行った方がいいです。
※スマホライトだとどうしても手元部分が見えないので、しっかりライトで照らしたいという人は懐中電灯を持参した方がいいです。
❸コンパスアプリ:方角確認したい時に便利
日当たりや、方角などを気にしたい人におすすめ。
リビングなどの主要なバルコニーの方角や、各部屋がどの方角に窓が付いてるか確認できるので、内見に行った日がちょうど天気の悪い日だったとしても、方角である程度の予想が立てれるので便利です。
例》今日は天気悪いけど、南向きの方角だから通常時はもっと日当たりが良いお部屋だなぁ。など
POINT:iPhoneにはデフォルトでアプリが入っていますが、それ以外のスマートフォンには入ってない場合もあるので予めインストールして準備しておくことをオススメ。
❹ストップウォッチ:最寄り駅からの徒歩分数を測る
アクセス面を気にされる方で、駅からの距離を実際に歩いて測りたい時に便利です。
不動産会社の方からもらう物件資料にも「最寄り駅からの徒歩距離、周辺環境の主要施設(スーパーやコンビニなど)までの距離・徒歩での所要時間」などは記載されていますが、あくまで目安としての表示(一般的に1分80mで最短距離から計算した所要時間を記載している場合が多い)で、信号待ちで発生する待ち時間や坂道などで歩くスピードが落ちること等の想定は所要時間には考慮されていないので注意です。
POINT:iPhoneにはデフォルトでアプリが入っていますが、それ以外のスマートフォンには入ってない場合もあるので予めインストールして準備しておくことをオススメ。
❺メジャー:お部屋の中や廊下などを測る
メジャーはお部屋の中の寸法を測るためには必須アイテムです。
不動産屋さんの人が持ってきている場合も多いですが、念のため自分でも用意していくと良いと思います。
長さは3メートル以上のもので、柔らかい洋裁用のメジャーよりも、固定レバーの付いている計測部分がアルミ製のメジャーが使い勝手良いのオススメです。
洋裁用のメジャーだと、固定できない&長さが足りなくなる場合が多い
デザインなど拘らなければ100円ショップで5メートルサイズのアルミ製のメジャーが売ってますので、持っていない方は予め買って準備しておくと良いと思います。
❻メモ帳アプリ:寸法を測って記録するなど
上記の画像のように一つのメモに全部まとめておくと便利です!
- 今持っている家具家電の大きさ
- これから買う予定の家具の大きさ(面倒な人はスクショの画像ごと貼る)
- 内見に行って測った部屋の大きさ(面倒な人はメジャーで測ってる最中に写真撮ってメモに貼ると楽です)
あとは、複数の物件をを内見に行くと時は、忘れてしまわないようにそれぞれの物件の特徴やメリットデメリットなどを書いてメモしておくと良いと思います。
POINT:iPhoneにはデフォルトでアプリが入っていますが、それ以外のスマートフォンには入ってない場合もあるので予めインストールして準備しておくことをオススメ。
書きたい人はペンや紙
もし、スマホの入力が苦手という人や、紙に間取り図を書いて自分でわかりやすくまとめたいという人は紙とペンを持っていきましょう。
お部屋の間取り図については、賃貸物件の募集図面(募集資料)に記載されてる事が多いので、不動産屋さんに言ってコピーして印刷してもらうと良いと思います。
【内見時】確認するのを忘れがちなチェックPoint
内見で持っていくと便利なものを解説してきましたが、次は実際にメジャーで測って確認しておくべきポイントを解説していきます。
内見でチェックした方がいいお部屋の設備や条件などは別の記事で解説してるので参考にどうぞ。
①搬入経路の横幅(廊下や扉など)
玄関が狭かったり、廊下が細長だと大きい冷蔵庫やドラム洗濯機など入らない可能性もあるので注意!
幅が危うそうな時はしっかり測る事をオススメします。
そして、お部屋の中だけではなく、エレベーターや建物の廊下(共有部分)なども狭い場合は測って問題ないか確認しておく事をお勧め。(引越し当日になって廊下を通る事ができない...となると大変です)
②冷蔵庫置き場の奥行×横×高さ
冷蔵庫置き場は大体、キッチンの横にある場合が多いので、自分の置きたい冷蔵庫が問題なく置けるかチェックしましょう。
1Kやワンルームの場合は、冷蔵庫おくスペースがかなり狭かったり、そもそもキッチンの横に置く場所がなくお部屋の中に置かないといけない場合もあるので、配置にこだわりある人は要注意ポイントです。
③洗濯機置き場の奥行×横×高さ (ドラム式は扉を開けるスペースも)
洗濯機置き場もしっかりましょう!
防水パンの横と縦の長さや、洗濯機を置いた際に蛇口部分に干渉しないか高さも測ることを忘れずに。
④クローゼットの縦×奥行×横
いま使ってるクリアケースをそのまま使いたいけど入らない・・って引越し当日に気づくとショックだと思うので事前に確認しておきましょう!
⑤カーテンレールの縦×横
カーテンの測り方について、『窓枠に合わせて測る』のではなく、カーテンレールの端にある『固定ランナーに合わせて測る』のが正解です。
ちなみに『幅100×丈200cm』サイズが多いけど、物件によって変わるので必ずメジャーで測る事をオススメ。
内見の持ち物まとめ
気になる物件を見つけたあとは、いかにスピーディーに申込準備をして入居を決めるかが重要です。迷っているうちに別の希望者に先を越されてしまい、他の物件を探しなおさないといけないという事もよくあるお話し。
この記事で紹介した内容を参考に、あらかじめ確認したいポイントをリスト化して、理想の物件と出会える貴重なチャンスを逃さないようにしておきましょう。
『部屋探しはどの不動産屋も同じ』と思っていませんか?
実は、相談する不動産屋によってサービスも料金も大きく変わります!
- 「扱ってる物件はどの会社もほぼ同じ」は本当。
- 同じ物件なのに、契約する不動産会社によって費用が違う!
- 相談する会社を変更するだけ10万円以上安くなる場合も。
当サイトを運営しているイチカリならオーナー様から入る報酬(手数料)をお客様に公開して一律報酬(合計1ヶ月分入ればいいシステム)で物件を紹介しているのでお客様側が払う仲介手数料は最大0円で契約できます!しかも中立な立場で物件のデメリットなど教えてくれるので、物件選びでの失敗を減らせて時間もお金も無駄にしません!
▼こんな人におすすめ
- お部屋を借りる初期費用で損をしたくない
- 物件選びで失敗したくない
- お店に何度も行く時間がない