電気・ガス・水道の手続きまとめ!手続きの流れと注意点を解説

電気・ガス・水道の手続きまとめ!手続きの流れと注意点を解説

お引越しをする際に必ず行うライフラインの手続き。

忙しいお引越しで、漏れなく手続きを行うのはかなりの労力がいりますし、手続きをし忘れてしまう人も多いのではないでしょうか?

この記事では「ライフラインの手続きとはどんなものなのか」「実際の手続きの流れはどのように行うのか」を解説していきます。

初めてお引越しをする人はもちろんのこと、何度かお引越しをしているけど実際どのような流れで手続きを行えばいいのかよく分からない人にも、分かりやすい内容です。

ぜひ最後までご覧いただき、スムーズなお引越しができるよう、ご参考としていただければと思います。

電気・ガス・水道それぞれの手続きの流れ

それぞれおおまかな流れは、ほとんど同じです。

しかし、電気とガスは大切な手続きなので、しっかりと漏れのないよう行いましょう。

なぜ電気とガスが大事なのか。

それは、電気とガスは自由化されているからです。

自由化とは、自分で好きな電気・ガス会社を選べるということ。

毎月かかる光熱費を少しでも安くできる可能性があるので、ちゃんと調べてから申込をしましょう。

電気とガスの手続きについて詳しく解説している記事があるので、気になる人はご参照ください。

さて、実際のライフライン手続きの流れを解説していきます。

電気の手続き

電気の手続き(使用停止・使用開始)についてそれぞれ解説していきます。

使用停止

現在、賃貸物件に居住している場合は、退去するお部屋の使用停止手続きをする必要があります。

電話もしくは、インターネットからの手続きが可能。

引越しが多い時期では、電話が繋がりにくくなることがあるので、インターネットからの手続きがおすすめです。

次の新居でも同じ電気会社を使用するのであれば、新居での使用開始手続きも併せて行うこともできます。

使用開始

電気の使用開始手続きは、電話もしくはインターネットから行えます。

使用開始まで3日以上猶予がある場合、インターネットからの手続きが無駄な時間がなくスピーディーに申込ができます。

しかし、お引越し日当日や「明日から使いたい」など、直近での使用開始を希望するのであれば、電力会社へ電話して通電することも可能。

電話で手続きする場合、すぐに電気を使えるようになる点がメリットとも捉えられますが、電力会社の電話回線が混雑し、繋がりにくいケースが多いです。

私の経験では、10分コールし続けても繋がらないこともありました。

インターネットからの手続きでは、待ち時間などはありませんので、使用開始希望日から3日以上前に手続きをしてしまいましょう。

どこの電力会社が電気代が安くなるかチェック

実際にお部屋に入居してから「電気代を安くしたい」と思っても、手続きが面倒でなかなか手が出せない人も多いのではないでしょうか。

お引越しをするときには、電気の使用停止・開始手続きを嫌でも行う必要があります。

このタイミングでどこの電力会社が安いのかなど、調べてみるのもいいかもしれません。

ここで説明しきれない部分を詳しく解説してます。

気になる人はチェックしてみてください。

ガスの手続き

ガスの手続き(使用停止・使用開始)についてそれぞれ解説していきます。

使用停止

すでに賃貸物件に居住している場合は、退去するお部屋の使用停止手続きをし、ガス栓の閉栓を行います。

閉栓にはガス会社とアパートで立会いが必要になることもあるので、日程調整が必要です。

立会いの希望日が決まっている場合は、早めの連絡を心掛けましょう。

入居時に預かり金を収めている人は、解約の立会い時に精算を行います。

閉栓を行うとガス機器が一切使用できなくなるので、お風呂やキッチンを使わなくなる最終の段階で閉栓をしてもらいましょう。

使用開始

ガスの使用開始手続きは、電話もしくはインターネットから行えます。

使用停止の手続き同様、ガス会社とアパートで立会いを行うので、新居に入居する日が決まったら早めにガス会社へ連絡をしましょう。

プロパンガスの物件の場合、預かり金を立会いの際に現金で支払うことが多いです。

だいたいの相場は1万円ほど。

ガス会社に立会いの日時調整をするときに、確認しておきましょう。

転居先のガスの種類に注意

契約できるガスが「都市ガスなのかプロパンガスなのか」は、物件によって違います。

「ガス代が安いから都市ガスで契約する」と思っても、その物件がプロパンしか契約できないことも。

さらには、物件によって「指定のガス会社と契約すること」と契約時に取り交わす書類で明記されていることもあるので、気になる人は不動産会社に確認しましょう。

「都市ガスかプロパンガスか」というのはお部屋探しのタイミングで絞れる条件なので、ガス代がプロパンガスと比べて安い都市ガスを希望する人は予め条件に入れることをおすすめします。

また、都市ガスとプロパンガスでは、使えるガス機器が違います。

適合している機器でないと使えませんので、新調する場合は注意が必要です。

電気や携帯電話とまとめると安くなるかも

ガスの自由化により、ガス会社を自分で好きに選べる場合は、電気や携帯電話とまとめて申込をすると割引されるプランもあります。

この際に調べてみてはいかがでしょうか?

よりお得に新生活をスタートできるかもしれません。

エネチェンジ
電気&ガスの比較ならエネチェンジ

お引越しに伴うガス手続きに関して、詳しく解説しています。

ガス手続きについて、詳しく知りたい人はぜひご覧ください。

水道の手続き

水道の手続き(使用停止・使用開始)についてそれぞれ解説していきます。

使用停止

すでに賃貸物件に居住している人は、管轄の水道局に使用停止の連絡をします。

水道も電話もしくはインターネットから手続きが可能。

次に住む物件が同じ管轄の水道局の場合、停止と開始の手続きを併せて行うこともできます。

使用開始

新しく入居する物件のエリアを管轄している水道局へ連絡をします。

水道に関しては、自由化されていませんので、物件の管理会社へ確認すれば、どこに連絡をすればよいのか教えてもらえます。

もしくは、お部屋に置いてある「水道使用開始申込書」を記入し、郵送すれば手続き完了です。

インターネットからも手続きを行えます。

水道の手続きに関して、さらに詳しく解説しています。

気になる人はチェックしてみてください。

電気・ガス・水道の手続きでよくある質問

電気・ガス・水道の手続きでよくある質問をまとめました。

気になることはこちらでご確認ください。

Q1:電気・ガス・水道の連絡は当日でも可能?

A.当日でも可能ですが、予め連絡をしておいたほうが時間がかかりません。

このように、電気とガスについては、状況によりけりなのでリスキーです。

早めの手続きを心掛けましょう。

Q2:電気とガスの手続きは本人の立ち会いが必須?

A.電気は、立会いなど不要で開始・停止ができます。

ガスは、閉栓・開栓ともにガス会社との立会いが必要ですが「契約者本人が立ち会うこと」とは決まっておりません。

立会いの日程調整が難しい場合は、代理人でも可能です。

Q3:自由化されてる電気とガスはどこと契約すればいい?

A.基本的には、好きな電気・ガス会社を選んで契約してください。

電気・ガス・インターネットなどを併せて契約することで、割引されるプランを提供している会社も多くあります。

ご自身にとってメリットの大きい会社を選ぶべきです。

Q4:契約していないのに水道から水が出るけどそのまま使用していい?

A.このような場合は、水道をそのまま使用はできてしまいますが、水道局への「使用開始連絡」が必要です。

水道局へ連絡しないと「誰も住んでいないのに水が使用されている」=「漏水かも」ということで、建物を管理している不動産会社もしくは建物のオーナーに連絡が入ります。

そのまま放置した場合、水道を止められてしまうこともあるので、早めの使用開始連絡をしましょう。

まとめ

今回は、ライフライン(電気・ガス・水道)の手続きの流れを解説しました。

おおまかな流れは同じなので、覚えやすいのではないでしょうか?

しかし、電気・ガスはどこの会社と契約できるかなど、確認すべきことが多いです。

「慣れていないお引越しで何かと忙しいのにライフラインまで気が回らない」という人も過去にいらっしゃいました。

良いお部屋が見つかっても、その先に契約などの手続き・荷物搬入・ライフラインの連絡と様々な“やらなければいけないこと”が待ち構えています。

自分のセーフティーゾーンとなる新居を盤石な体制にすることで、メンタル的にも余裕が持てるでしょう。

新しい生活へ順応することに労力を費やすためにも、事前の準備・不動産賃貸に対するちょっとした予習を行うと、新生活がスムーズにスタートできるかもしれませんね。

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