【意外と厳しい!?】入居審査の通る方法|通る人・落ちる人の違いと審査の流れについて解説!

【意外と厳しい!?】入居審査の通る方法|通る人・落ちる人の違いと審査の流れについて解説!

お部屋探しで不動産屋さんに行き、内見して住みたい物件を申し込みしてウキウキ...のはずが....審査に落ちたorz

という方が結構多いです。お部屋探しから入居までで1番の難関は、入居審査です。
この入居審査の審査に通らず、お部屋探しを初めからやり直し...悲しいですよね。

今回の記事では、そもそも「入居審査って何をするのか?」「何を基準で行っているのか?」「入居審査を通りやすくする為の対策」などを不動産業界歴約8年の筆者がわかりやすく解説いたしますので、これからお部屋探しをされる方や、既に審査で困ってる方は是非参考にして頂ければと思います!

この記事を読むことによって得られること
・入居審査の理解
・入居審査の判断基準
・入居審査で判断される内容
・入居審査に通りやすくなるコツ

そもそも賃貸契約の入居審査とは?なぜあるのか?

まず、お部屋を借りる際に申込み手続きをしますが、その段階で全ての人がそのままお部屋を借りられるわけではなく、まず入居審査を行なってそれに通った人だけが借りれる流れになっています。

なぜ、入居審査があるのかというと、オーナーさん(部屋を貸す人)にとっては、「騒いだり、設備を壊したりしそうな人」に物件を貸すのは不安です。
また、家賃を滞納しそうな人に貸すのも不安ですし、家賃滞納を払えなくなった場合、保証してくれる人がいるのかも心配な点になります。

そのため、このような貸主にとっての心配や不安な部分を未然に防ぐために入居審査が行われているのです。

よくSNSなど見てると「最初に多くお金を払えば借りれるよ」など書いてる人がいますが、貸主さんがNGと言ったらいくらお金を払ってもその物件は借りる事ができないので注意!

賃貸入居審査でチェックされるポイント&審査が通りやすい人の特徴

入居審査では、「常識のある人か?」、「家賃の支払い能力はあるのか?」、「連帯保証人の保証意思はあるのか?」といったことをチェックします。

より具体的に審査でチェックされる項目は下記です。

【入居審査チェックポイント】

  • 収入
  • 職業(雇用形態)
  • お勤め先の事業内容や規模
  • 勤続年数
  • 引っ越し理由
  • 複数人での入居であれば、関係性の確認
  • 連帯保証人がいる場合は、連帯保証人の家賃支払い能力
  • 緊急連絡先の人がいるか
  • 進学する人は合格証明書の確認
  • 就職する人は内定通知書の確認
  • 収入を証明できるものがあるか

といった内容が見られます。

上記の入居審査の内容の中で1番重要視されるのは、『家賃の支払い能力』です。

基本的には、賃料と収入のバランスが見られ、毎月の月収が『賃料×3ヶ月分以上の金額』を超えているか。←この金額が一般的な基準になります。

その次に重要視されるのが、職業(雇用形態)です。

先に結論からお伝えしますが、入居審査に通りやすいのは、公務員や大企業の正社員など社会的信用がある方です。

やはり、社会的に信用のある方ですと、お給料も安定しており家賃滞納リスクなども低いという風に考えるオーナーさんや不動産会社が多いです。

また、勤続年数もポイントの1つとなり、勤続年数が長いと評価され通りやすくなります。

その他にもプラスで、勤務先の職種、連帯保証人がいる場合同じ内容が見られ、このバランスがチェックされます。

入居審査に通らない理由って?通りにくい人の理由と特徴

入居審査に通りやすい人については前述しましたが、入居審査に通りづらい人の特徴は下記ポイントに該当する方です

  • 家賃が収入の3割以下
  • 無職の人
  • 個人事業主(フリーランス)の人
  • 設立してまもない法人の経営者(資本金や売上により変わる)
  • 水商売、風俗関連のお仕事してる人
  • 態度が悪く、他の入居者とトラブルになる可能性のある人
  • 親族でない他人とのルームシェア(カップル、友達)
  • 連帯保証人や緊急連絡先にする親族がいない
  • 過去に家賃滞納やクレカなどの支払い滞納した事がある人

家賃の支払い能力が大事と前述しましたが、申し込みをした物件の家賃が収入の3割以下である場合はほぼ落ちます...これは知らない人が多いので覚えておきましょう 。

求職中で現在お仕事を何もしていない無職の方が借りる場合も、上記と同じく断られてしまう事が多いです。ただ、別の方法で審査を通せる可能性があるので、この記事の最後の方で解説します。

フリーランスや個人事業主の方も収入が証明できれば借りれる場合の方が増えてきましたが、日本はまだまだフリーランスや個人事業主などの業務体制が浸透していないということが背景にあり、社会的信用が低いとみなされ、収入の金額が審査の基準をお超えていたとしても、その収入の証明ができないと審査で断られるケースが多いです。

確定申告などの金額が、審査基準の金額を超えてればOKですが、超えていない場合は落とされる事が多いので注意

https://twitter.com/ichikaritokyo/status/1570168811483201536?s=20&t=_1YesLZL4jFU_vZ532v02Q

そして、入居審査の基準金額以上の収入があり雇用形態も正社員で安定されてるにも関わらず審査に通らない場合があります。

それは、過去にクレジットカードの滞納があるなど、信用情報に問題がある場合です。

過去5年以内に何かしらの支払いを滞納をしてしまった人は引っかかる可能性があるので注意。

入居審査に関係のある信用情報について下記の記事にまとめてます。

あとは、家族関係にない複数人の同居(ルームシェア)も敬遠されやすいです。

カップルや友達同士での入居の場合、喧嘩をした時や家を出て行ってしまった場合に、今まで2人で払っていた家賃を1人で払う事になり、それが理由で家賃を払えなくなったり滞納してしまう可能性があるからです。※ルームシェアの場合は「ルームシェア可」の物件を探すと比較的通りやすいです。

そして、上記のリストには入れませんでしたが、木造アパートや1Kなどの単身用のお部屋を借りる際は、お子様がいると騒音トラブルに発展する可能性があるなどの理由で審査に通らない場合があるので注意。

理由として、単純に子供がうるさくしてしまった際に、住民同士でのトラブルに繋がる可能性があるからです。

このような場合は、ファミリータイプの物件を選ぶと良いです。(お部屋の壁が厚く隣のお部屋に声が響きづらかったり、同じような属性の方が住んでる場合が多いので単身向けマンションよりも寛容です)

【入居申込】審査で必要な書類と情報とは?

物件によって内容は変わりますが、大体の賃貸物件ではまず先に入居申込書の記入をお願いされます。

管理会社や、保証会社などによって書式が変わるので、その都度確認するような流れになります。
(入居審査が厳しい会社さんの申込書はかなり細かい質問や埋める部分が多いです)

ちなみに、最近では紙の申込用紙ではなく「web申込」で入力フォームに情報を入力して完了できるケースも増えてます。

そして、一般的に聞かれる内容(書く必要のある)は下記です↓

【入居申込書の記載内容】
・入居者の住所、電話番号、性別、生年月日
・勤務先の名称、電話番号、住所、業種
・入居者の年収、勤続年数

【連帯保証人が必要な場合は下記書類も必要】
・連帯保証人の氏名、住所、電話番号、性別、生年月日
・連帯保証人の勤務先の名称、電話番号、住所、業種
・連帯保証人の年収、勤続年数、借主との関係

不動産会社に提出する書類も管理会社や、保証会社などによって変わるのですが一般的なのは下記です↓

【審査時に提出する書類】
・収入証明書(源泉徴収票のコピー、確定申告書のコピーなど)
・身分証明書(運転免許証のコピー、保険証のコピーなど)
・内定通知書
※保証人が必要な場合は下記書類も必要
・保証人の収入証明書(源泉徴収票等のコピーなど)

入居審査する前or入居審査中の段階で提出を求められます。提出書類は、本人確認書類として運転免許証あるいは保険証のコピー、収入を証明する書類として源泉徴収票や課税証明書、個人事業主の場合は確定申告書を求められることが多いです。

物件によって、提出する書類など異なる場合があるので、申込する前に不動産屋さんに確認しておきましょう!

まとめ

ここまで、賃貸契約の入居審査について解説してきました。

入居審査では、「借主の人柄・応対態度」、「家賃の支払い能力」、「連帯保証人の意思確認」の3点が重要なことがわかりましたね。それらをふまえしっかりと準備した上で、入居申込を行うようにしましょう。

もし、入居審査に不安、相談にのってほしいなどがあれば、東京23区エリアですとお力になれますので、お気軽にお問い合わせください!

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