【入居審査】自分が契約できる家賃の上限とは?どんなお部屋を選べるかの基準について解説!

「私が借りられるお部屋の家賃っていくらだろう?」

その疑問の奥にある事実!生活習慣や今後のライフプランによって、家賃基準が大きく変わることはご存知でしょうか?

そんな”家賃基準”について、不動産業界8年目の専門家が詳しく解説します!

”世の中基準”と”あなたの基準”は果たして同じか、是非お確かめください。

 

収入に合った家賃を知る必要がある、本当の理由とは

お部屋を借りる条件の中で、もっとも重要と言えるのが”毎月支払う家賃”について。

「こんなお部屋に住みたい」
「この場所がいいな」
「引越しした後はこんな生活を〜」

そう心躍るのも、引越しの楽しいポイントですよね!しかし、まずは「自分はいくら払えるのか?」を正しく知る必要があります。

”良い物はそれ相応の金額がかかる”は世の常で・・・

心を躍らせ「希望はオートロック付きで、広さは10帖くらいは欲しいかな、場所は〇〇あたりで、猫も飼っちゃおうか!」と想像を膨らませてはみたものの、実際に希望通りのお部屋の情報を調べてみると「実は家賃がすごく高い!」なんてことも。

そうなると、気分が一気に下がってしまいますよね。

 

それだけでなく、お部屋をご紹介する不動産のプロ達も、お客様が支払えない金額のお部屋をご紹介するわけにはいきません。

少なくとも筆者である私は、プロとしてお客様の”ライフプラン”を考えてご提案をしています。


そして、そんな不動産のプロも、初めましてのお客様に「収入額はいくらですか?」「手取りでいくらか教えてください」と、いきなりセンシティブな質問はしません。

「どんな条件でお探しですか?」「どんなご希望がございますか?」とお尋ねし、お客様の”希望”に合わせて対応していきます。


そのため無理のない物件選びになるように
”現在の収入から支払える家賃”を押さえておきましょう!

 

支払える家賃を知ろう!「支払い能力」の目安とは

さて、支払える家賃を知りましょう!と言いましたが、ここからは”支払い能力”についてのお話しをします。

「いくらの家賃が払えるか」=家賃に対する「自分の支払い能力はいくらか」

不動産業界では、収入額(手取り)の3分の1 程度 もしくは、それ 以内 の賃料設定であれば”支払い能力あり”と判断し、お部屋のご紹介をする傾向があります。

3分の1とはパーセントで言うと33.3333333333…%で、約30%のことですね。

もちろん、この3分の1が目安基準とされているのは、「手取り額の3分の1を家賃に充てても、残りの3分の2で生活が出来る」とされていることや、金額計算のしやすさからもそう言われています。つまり、家賃に対する「自分の支払い能力はいくらか?」で言えば、収入手取り額の3分の1程度の金額であれば、支払い能力ありと言えますし、契約できる家賃額ということになります。

しかし、この3分の1程度の”基準”が全ての人に当てはまるわけではありません。その理由の解説の前に、まずはご自身の収入手取り額の3分1、もしくは約30%の金額はいくらなのか、そして生活習慣を当てはめ家賃を算出する必要があることを心得たうえで、次を見てましょう!

 

賃料の予算は?

それでは、まず手取り額の3分の1と30%の金額がいくらかを見ていきましょう!

月収(手取り) 賃料(3分の1) 賃料(30%) 間取り
18万円 6.0万円 5.4万円 1R〜1K
20万円 6.6万円 6万円 1K
25万円 8.3万円 7.5万円 1K〜1LDK
30万円 10万円 9万円 1K〜1LDK
35万円 11.6万円 10.5万円 1K〜1LDK
40万円 13.3万円 12万円 1K〜1LDK
45万円 15万円 13.5万円 1K〜1LDK
50万円 16.6万円 15万円 1LDK〜
70万円 23.3万円 21万円 1LDK〜
100万円 33.3万円 30万円 1LDK〜
150万円 50万円 45万円 1LDK〜

※賃料から見た間取りは地域差があります。

 

お気づきの方もいると思いますが、実は手取り額の3分の1で計算するか、30%で計算するかによって、基準となる”賃料”が変わってきます。

「え?じゃあどっちで計算するべきなの?」そんな声が聞こえてきそうですね。

もちろん、33.3333333333…%で計算をしていけば、当たり前ですが3分の1の計算した場合の賃料と数字にひらきは出ませんが、では、なぜ30%まで下げて金額を計算しているのか?

実は、手取り額や生活習慣によって、家賃基準の目安が ”30%では高い” ケースがあります。

つまり、「手取り額の30%を家賃にかける」 は 「残りのお金で1ヶ月生活ができる」というだけであって、生活習慣を当てはめたり、今後のライフプランを見据えたりと、日常の金銭的ゆとりや将来に備えた生活にする 前提で計算する場合は、大体25%〜27%を目安に考える必要があります。

そうすることにより、何かの時のために備える貯金や、交際費、趣味へのお金、外食費など、生活習慣や今後のライフプランを考慮することができます。

もちろん、お家は毎日過ごす場所だからこそ、居住環境を整えることはとても大切ですし、何を重視するかによってそれぞれの正解がありますので、自分にとってどこにどのくらいのお金をかけることが”充実”につながるか?それを考えてみることをオススメします!

 

まとめ

自分の収入にあった物件探しがより良い引越しへの近道!
今回はそれぞれが契約できる家賃の基準と、収入額から読みとく家賃の金額設定について解説しました。
生活費の中で、最も大きな金額が住宅にかける費用だからこそ、これを機会にご自身の生活習慣の見直しや、今後のライフプランを考えた上での”家賃設定”について考えてみてはいかがでしょうか?

冨澤 智理

冨澤 智理Tomori Tomizawa

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不動産業界8年目。賃貸仲介営業を経て、建物管理業務を担当。リフォームやリノベーションの企画提案なども経験。その後FP.不動産コンサルティング会社に転職し、賃貸物件から相続に関わる資産運用までコンサルタントとして従事。20年4月に別業種にて独立。21年4月“お客様が損をしない不動産会社“の会社理念に賛同しイチカリにて賃貸仲介の営業復活。

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