不動産ベンチャーから大手デベロッパーに転職してすぐ起業した理由

上京したばかりで、東京の土地すら知らない私が、部屋探しの相談をしに行った不動産屋で働く事に。
前回postの続き….

賃貸仲介の営業を未経験で始めたので、当然に覚える事も多く必死で毎日食いつくように調べました。(当時のスマホの待受画面は東京の路線図…笑)

そもそも、営業の仕事すらやった事がなかったので、毎日がむしゃらに働き、営業の本など買って勉強しました。

そして、成績の良い先輩のトークを真似る為に、コッソリ録音してひたすら聞いてメモして、帰りの電車でも録音聞いてずっと研究してました。

お客様にご迷惑をかけて怒られた事も多々あったけど、お客様が喜んでる姿をダイレクトに見れるこの”賃貸仲介の仕事”が楽しくて、初めて自分の仕事にやりがいや誇りを持って働く事ができました。

「仕事が趣味」と本気で思いながら周りに言って働いていた時期。

沢山のお客様にご契約頂き、気づけば2年目で紹介と売上の数字が社員の中で1位になってました。

そして、入社から約4年程そこの会社でお世話になり、その後に「もっと不動産業界を知りたい!」漠然とそう思い、大手デベロッパーに転職する事にしました。

花形と言われる仕事・・

経営企画開発の部署で、マンション用地の仕入れ〜事業計画を全てやる事になり、賃貸仲介とは全く違う畑で環境の変化に驚きながらも毎日ワクワク。

億単位の金額を動かす仕事の為、業務内容は当たり前にハードだったけど、全く知らない事だらけで毎日刺激的でした。

法人への用地仕入れの営業がメインだったので、電話でアポイントを沢山取って色んな業者さんにお会いし沢山勉強をさせてもらいながら、ほぼ毎日飛び込み営業をしてました。

たまに、「仕入営業は男がするもの」「女は引っ込んで、男の人を連れてきなさい」とオジサン経営者に苦言を言われる事も多々あり、悔しい思いをする事もあったけど、負けず嫌いな私は「結果を出して見返してやる」と腹に決め、逆に燃えていました。

「もう無理だ」悔しくて初めて帰りの電車で泣いた

だけど、働く会社の風土や考え方が合わず、上司はモラハラオンパレード。
部署の人は、鬱っぽい人や、愚痴ばかり言う人、人のミスを吊し上げ自分の株を少しでも上げようとする人達ばかりで、メンタル最強だと思い込んでいた自分でも、段々と保てなくなっていきました。

年間休日は90日以下で、残業が多く1日14時間も会社にいる事が多々あり、睡眠時間を削る毎日で、精神的にも肉体的にも段々と疲弊していき、とうとう、辛くて帰りの電車の中で悔しくて涙が止まらなくなりました。

「無理してこの職場にいる意味があるのか?」

自分に問いかけました。でも「1年もまだ経ってないのに、このまま辞めたら周りに”あいつは逃げた”とか思われるんじゃないか」それは嫌だ…とか色々考えてるうちに帰宅し、翌日には会社に不満を持ちながらも思考停止しながら満員電車に揺られ出社してました。

そんな日々を重ね、ある日、鬱病の手前くらいまで追い込まれてる自分に気づき、このままでいいのか、本当に続けるべきかを自分に問いかけました。

自分が出した答えは「NO」

石の上にも3年と言いますが、そんな古い言葉に縛られ自分の時間を無駄にしたくないし、もう我慢の限界だ。本気でそう思ってから会社を辞めるまでのカウントダウンが始まります。

結果、入社して10ヶ月で退職。

周りからは、根性ないとか思われたかもしれないけど、正直、周りの目なんてどうでも良いと思うくらい限界でした。

もう二度と会う事もない人たちの目や、周りの人の目を気にするよりも、一度きりの人生を大事に生きたいと思いました。

人生彷徨いモードでいきなり転機が訪れる

退職後、とにかく休みが欲しかったので、ようやく自分の時間を確保する事ができる喜びで、凄く解放された気持ちになりました。

そして、仕事をする意欲というのが正直湧かなくなっていて、賃貸仲介やってた時の「不動産業界を変えたい」という熱い思いはとっくに消え去ってて、もう不動産業界で働きたくないとさえ思っていました。

『自分は何をしたいのか?』『どこに向かってるのか?』『何者なのか?』さえわからなくなり、色々彷徨う毎日。

たまたま、昔お部屋を契約してくれたお客様から相談の連絡があり、お部屋探しのアドバイスをしました。その時に、なぜか凄くイキイキとしてる自分に気づいて、仕事が楽しかった頃の記憶が一気に蘇りました。

誰かに喜んでもらえる仕事がしたい。
また賃貸仲介の仕事がしたい。
そう思いました。

だけど、もう「会社に縛られる生活はしたくない」という思いが強く、どうしようか悩みました。

フレキシブルに働ける会社で働きたい…そして、お客様、従業員、企業理念を大事にしてる会社…..が、しかしそんな会社は見つかりません。

結局、1ヶ月程探しましたが…
働きたい会社がありませんでした。

働きたい会社が探しても見つからない

その時に、無いなら「自分で会社を作ればいいんじゃないか?」と漠然と思い始め、会社を作る事を決意。

ぼんやりと、「いつか起業したい」と考えていたので、その「いつか」を「今実現しよう!」と自分を奮い立たせ決断する事にしました。

だけど、やった事もなければ知識も何もなく、何から始めれば良いかもわからないし、大金も無ければ、人脈やコネもない…ないないないのスタート…

とりあえず、どうして良いかわからなかったので、会社の作り方をググりました。初めてそこで「株式会社」と「合同会社」の違いを知りました。

こんなで大丈夫かと不安になりながらも、なぜか「自分ならできる!」という根拠の無い自信だけが湧いていました。




つづく。

 

【公式サイト】
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フレキシブルな環境で、是非私たちと一緒に変革していきましょう!

中野由妃絵

一律報酬の不動産屋「ichikari(イチカリ)」代表、宅地建物取引士、不動産業界歴8年。20年12月に株式会社MIRANOBE(ミラノベ)を設立、『部屋探しで知らずに損をしているお客様が多いこの現状を変えたい。』をコンセプトに、21年2月にイチカリを立ち上げ、webメディア「お部屋探しの教科書」を運営するほか、お部屋探しアドバイザーとしても活動中。 なかゆーというあだ名でSNS発信、総follower3.5万人突破。

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